2017年4月10日月曜日

The Street Sliders ・ Boys Jump The Midnight



ふと気づけば、もうこのアルバムから30年以上経つのか。。
30年つったら赤ちゃんが三十路になって、もう子供もいるだけの年月が経過したという事だからねえ。いや、時の過ぎるのは早いものでござんす。

当時、某ヘヴィメタル専門誌のディスクレヴューに何故かこのアルバムが載ってて、その時のことをよく覚えているんだけど、「メタルだけどロックを感じさせない音楽より、メタルじゃなくてもロックを感じるアルバムの方が好きだ」って誰かが書いているのを読んで、感銘したのでした。

あたしにとって80~90年代というのはとても濃厚にスライダーズが沁みついておりまして、大変失礼な言い方になりますが、私にとってはストーンズより大切なのです。
理由は簡単で単純。
私はスライダーズの詩が好きなのですよ。(曲もだけど)
最初にこのアルバムを購入し(当たり前だけどLP)歌詞カードを読んだとき、とてもガーンと来たんですよね。購入して、聞く前に、歌詞カードを読んでしまった。そのときに、メロディが入ってくる前に文字情報を入れてしまった。でも、メロディが無くても歌詞だけでとてもクルものがあったのですよ。なんというか、これはね、リアルタイムで同じ経験した人にしかわかってもらえないかもしれないけれど、とにかく「追いつけないカッコよさ」「遠すぎる孤高さ」があったんですよ。

さて、そんなスライダーズを聴きながらあたしは悪友たちと真夜中のドライブを楽しんでおりました。

その頃、あたしは某KO大学の医学図書館で働いており、なぜかそこでは沢山の音楽仲間と出会いました(いまだに交友があるのが幸せです)。
彼らとともに車でスライダーズを大音量でかけながら、都内から房総半島へ、そしてそこから一気に葉山まで車を走らせたのでした(馬鹿か)。

そして夜明け間際に24時間営業のインドカレー店に入り、激辛カレーを食べてから帰るのでした。

24時間営業のインドカレー屋さん、いまはないけど、
当時ね、店員さんが力尽きて店の中のソファーで寝てたんですよ。
なかなかスゲー空気でした。そんな思い出がたくさん詰まった青春のスライダーズ。

BOYS JUMP THE MIDNIGHT



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