2017年3月31日金曜日
Cameo ・ She's Strange
大事な事なのでまず最初にことわっておきたい。
『ヴァン・ヘイレン』を、間違っても『バン・ヘーレン』などと呼んではいけない。
それは犯罪である。
どうしてか?ときかれると面倒くさいので
「私が法律なのだ、私がそう決めたのだ」ということで呑みこんでいただきたい。
まあ、悪いことは言わない。そういう事にしておいてください。
仮に『バン・ヘーレン』などと表記したら少なくとも10人中4人はイラっとくるであろう。
4人は少ないかと思うかもしれないけれど、20人に1人、と言っているわけではない。
10人に4人だ。結構な確率なのだ。
以前にビリーシーハンがいつの間にかビリーシーンになってしまったという話を書いたけれど
クイーンズライチもいつのまにかクイーンズライクになった。
KISSのエースフレーリーも昔はエースフューレイだった。
だいたい発音なんてものはレコードやCDに記載されたものが通常使われるのだけれど
あえて名前は出さないが、某音楽雑誌はレコードの表記を無視した独特の表現をすることで有名だった。
マイケルジャクソンを、マイケルジャクスン。
ティラノサウルスレックスをティラノソーラスレックスと書き記した。
確かに発音的には正しいのだけれど、なぜだろうか、このイラっと来るカンジ。
少なくとも私はイラっときていた。
というわけで、それらに関してはイラッときていただきたい
どうしてか?ときかれると面倒くさいので
「私が法律なのだ、私がそう決めたのだ」ということで呑みこんでいただきたい。
まあ、悪いことは言わない。そういう事にしておいてください。
んでもってこのCAMEOです。
カメオなんですか?
キャメオなんですか?
どっちでもいい?いや、発売された年代によって表記が違うわけなんですが、
件の音楽雑誌はどうやら
『キャミオ』と呼びたかったらしいです
ごめんなさい。やっぱりイラっときます。
そして私の個人的な想い出。
このアルバムを聴くとウォークマンでコレを聴きながら
夜中に成城学園前から川崎市宮前区菅生の聖マリアンナ医科大まで歩いたことを思い出してしまうのであります。
なかなかきつかった。
そしてその翌々日は同じアルバムを再び聴きながら
あさ、中央線で千駄ヶ谷まで行ったのでありました。
わたしの頭の中にはあの風景がこびりついておりまして
この、生々しいグルーヴ、腰が動くリズム、音世界、全てが
あの夜の景色と中央線の窓から見える景色に塗り替えられてしまうのでありました。
え?キャミオ?
知らねえよそんなこと。
カメオでいーんだよカメオで。(逆ギレ)
2017年3月30日木曜日
松原正樹 ・ Make It With Me
2017年3月29日水曜日
佐藤勝 ・ メカゴジラ現る
世でゴジラのテーマというとだいたい伊福部さんのアレであるわけです。
アレね。アレ。
今でこそフツーにだれでも口ずさめるようになったけど、あたしが子供のころには
決して無意識に記憶に刷り込まれるものではなかったのです。
多分、あたしらが大人になってからだろうなあ。市民権を得たのは。
幸いな事に私には5つ年上の従弟の男の子がいて、そこお兄さんがゴジラ少年だったことから
昭和40年代のゴジラシリーズは全ておともさせていただき、コンプリートで劇場鑑賞してます。
歴史上、それアリか?な『ゴジラ電撃大作戦』まで(笑)。
年代的にはぎりぎり見れなかったはずの南海の大決闘やゴジラの息子も
リバイバル上映という形で見ることが出来たのは幸せでした。
なので同時上映だったパンダコパンダシリーズやダイゴロウ対ゴリアスもしっかり新鮮な脳髄に刻み込まれて今日に至ります。ああよかったよかった。
で、当時、ガキンチョですからね。やれ音楽担当が誰とか、監督が誰とか、
主演男優誰とか、んなこたあ知ったこっちゃあないんですよ。ヒーローはゴジラですから。
で、そういうマニアックなことは置いておいても、なんかこれ違うぞ!!ってのは
本能的に判るわけで。
子供心にしてもゴジラ対ヘドラは衝撃でした。いろんな意味で。
なんか違う、なんか気持ち悪い、なんかおぞましい、みたいな。
そもそも地下クラブで大人たちがへんな格好して踊ってるのが、とてもイケナイことをしているようで恐ろしかったのに加え、なんかお姉さんが変な歌うたってるし、
挙句の果てはゴジラはヘンな事ばっかりやってる。
そもそも物理的におかしいスタイルで空を飛ぶゴジラなんて見たくなかったし、
全体的にダークな空気だったのが子供ながらに肌寒さを感じたものですが、今日は関係ないのでとりあえず割愛。
その後、ガイガンの登場あたりから作風が明らかに今風になってきているのはなんとなく分かりました。子供といえど。
さて、本題の『ゴジラ対メカゴジラ』ですが。
これがなんといっても子供心にはひたすらのショックでした。
ロボットのゴジラが登場するという、一見ネタとしては当たり前でいてコロンブスの卵的な話。
そうきましたか!なワクワクが止まらないわけです。
子供はね。ロボット大好きなのよ。ビーム大好きなのよ。
(余談だけれどワンピースの中でたびたび登場する男子☆目のロボ萌え展開は現実の世界です)
そこに来て東宝さん、凄いことをやりやがった。
禁じ手をやりやがった。これには参った。
会場が暗くなる。幕に東宝のロゴが映し出される。さあ、始まるぞ始まるぞ!ワクワク!
(p*'v`*q)♪
そこでだ。いきなりですよ。
なんとジャングルビート的な野生味溢れるドラムとバンドが
ドンドドンドドンドンガドンガドンとリズムを刻み、掟破りのアドレナリン引っ張り攻撃。
否が応でも盛り上がるチビッ子たち。
短い音楽があっというまに終わると、いきなり雨の暗闇。
そしていきなりです。いきなりですよ!
のっけからアンギラス登場!!!鼻血ブーです。わかりますか?
だいたい通常なら大人たちがあーでもねえこうでもねえとドラマやりながら
怪獣の登場はかなりあとに持って来られたもんです(怪獣総進撃という例外はあるにせよ)
いきなりのアンギラス大映しと咆哮!もーおしっこちびります。
そして映画自体のオープニングテーマは平和でのどかなものへと変わるわけですが、
後にアンギラスが偽ゴジラとみぬいて戦いを挑むシーン、(アンギラスのタックルで偽ゴジラの皮膚が一部剥がれ落ち、金属の光が!)
そして、偽ゴジラと本物ゴジラが対峙、偽ゴジラが正体を現しメカゴジラとなるシーン、
そこで流れた音楽こそが、この『メカゴジラ現る』。
チビッ子たちは興奮の坩堝でした。
楽曲は佐藤勝さん。伊福部さんとは全く違ったテイストの楽曲世界。
あたしはリアルタイムで刷り込まれたせいもあり、ゴジラと言えばこのジャングルリズムに
血沸き肉躍るのでありました、、、。
あんぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!!
2017年3月28日火曜日
Chris Rea ・ On The Beach
初めてこのアルバムを聴いたのは
ひょんなことからで
昔アルバイトをしていたコンビニのお得意さんから
何故かいただいたんですよ。
しかも出たばっかのLPで、輸入盤。
たしか、ダブって買っちゃったとかで。
それがものすごく良くて。
日本盤のCDだと何曲かボートラが入ってるっつーんで
CD買いに行ったんです。
あれはたしか田園調布の六間通りにあった小さなレコード屋さんで
いついってもどのレコード(CD)でも全部1割引きだったんで
いつもそこで買ってたんですよね。
その後、何年かしてこの曲はベスト盤に新録音で収録されたんだけれども
個人的には思い入れがあったオリジナルバージョンの方が好き。
でもご本人は演奏してきて手になじんだフレーズがイントロになってるから
新バージョンの方がしっくり来てるんだろうなあ。
つーわけで
オリジナル
新録、
そしてライブの3種類をどうぞ♪
ON THE BEACH
2017年3月27日月曜日
Eriane Erias ・ Everything I Love
2017年3月26日日曜日
The System ・ Don't Disturb This Groove
2017年3月25日土曜日
Jane Child ・ Don't Wanna Fall In Love
2017年3月24日金曜日
2017年3月21日火曜日
Dave Edmunds ・ Girls Talk
2017年3月20日月曜日
Judas Priest ・ Johnny B. Goode
2017年3月19日日曜日
2017年3月18日土曜日
Michael Franks ・ Blue Pacific
2017年3月17日金曜日
Everything But The Girl ・ Driving
トミー・リピューマが亡くなられたそうです。
私の中で、彼の携わった作品中、最も好きなのがコレ。
EBTGに関していえば本作は私の知人でこのユニットが好きな人たちには
あまり評判がよろしくなかった作品、というイメージです。
やはりEDEN当時のサウンド、チェリーレッドのテイストが
心から拭いきれないようですね。
本作におけるサウンドメイキングは私の大好物な音世界。
まさにこれこれこれ!!という音作り。
マイケルフランクスのBlue Pacificあたりも好きです。
あのアルバムはプロデューサーを複数たててるので聴き比べができ、
しかも分かりやすい。
ジェフ・ローバーとの対比が分かりやすくてよろしい、
あ、またしても脱線、ごめんちゃい。
そんなわけで、本日の1曲は
everything but the girl
" driving "
2017年3月16日木曜日
Billy Squier ・ Lonely Is The Night
どんだけの方が手を叩くか喜ぶかうんうんと頷いてくれるか
わかりませんが、
今日はBilly Squier !
ネタとして『Led Zeppelinソックリな曲!』として何かと話題に(?)なった曲で
友達をだましたりするのにもつかわれましたね(笑)
ZEPの未発表曲見つかったんだよ!みたいなw
つーわけでまずはそのスタジオ版。
90年代以降は新作の発表もほぼなく、
地味にライブをやってるのみですが
14年のライブ動画がYouTubeにアップされてるのを見ましたが。
相変わらずな感じで安心。
歳とっちゃったけどカッチョイイな。
ギター1本でメドレーやってくれてました。
ご興味ある方はそちらも是非。
んでこれは82年。全盛期の同曲ライブ。
やっぱカッチョエエわ~~~♪
2017年3月15日水曜日
Bread & Butter ・ The Last Letter
数あるブレバタのアルバムの中でも、私にとって最も想い出深い一枚。
そして好きなアルバム。
初回盤と再発盤ではジャケ違い。
なんつっても参加メンバーが美味しい。
小原礼、松原正樹、佐藤博、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、林立夫、浜口茂外也、椎名和夫、JAKE H.CONCEPTION、などなどなど。。。
楽曲も細野さんやユーミンが提供していたり、
アルバムの完成度も高いのです。
さて。私のお気に入りはTHE LAST LETTER。
細野さんのペンによるナンバーだけど、
細野さんソロで歌ってもおかしくない独特の節回し。(笑)
アレンジのセンスも光ってスバラシイ♪
好きなアルバムなので3曲かけちゃおう。
『Summer Blue』
『渚に行こう』
この後のマンデイ・モーニングやパシフィックも好きなアルバムでございます♪
2017年3月14日火曜日
Chicago ・ Another Rainy Day In New York City
私にとってのシカゴというのはこの曲なのでございます(笑)
長い夜でも素直になれなくてでもありません
(`・ω・´)
1976年ですねえ。
そう。この頃ね。ラジオばっか聴いてたんですよ。
もちろん函館の田舎ですからAMね。
定番は『欽ちゃんのドンといってみよう』(所謂、ドリフの土曜夜の牙城をくずした欽ドン=欽ちゃんのドンとやってみようのTV以前のラジオ版です。若い方ご存じないと思うけど)
きいてから『恵美子の長いつきあい』。そのあと、『パンチパンチパンチ』と続くのが毎晩の愉しみでした。
欽ドンでは"レコード大作戦""その時君は""根回し上手"など曜日ごとのテーマがありまして、
一生懸命投稿するハガキ少年だったんですが話題がずれるので割愛(笑)
(あ、鶴光のオールナイトニッポンでは2回ほど読まれて、単行本にも名前が載りました(笑))
エミ子の長いつきあいで、初めて山野楽器というレコード店の存在を知りました。
その後、函館駅前の棒二守屋デパートが別館アネックスを増設した際、遂に山野楽器進出。
店名ロゴ入りのレコードの外袋に感動したものです。
あ、脱線。軌道修正。
んで、パンチパンチパンチ。
タイトル曲がかかった後はかならずペドロ&カプリシャスの『ぜんまいじかけ』がかかる。
その重く暗い感じが大人っぽくて。
俺、深夜のラジオ聴いてるんだぜふふふ的な謎の背伸び感が嬉しかったのでした。
なんだそりゃw
そして、この番組の途中に流れるたのが、このシカゴの曲のCM
やっとたどり着いたか。なげえ前フリだなおい(笑)
でもね、そのCMがわけわからないCMで。。。。w
『"ニューヨーク"が歌う、"雨の日のシカゴ"??
いやいや、やっぱり、
"シカゴ"が歌う、"雨の日のニューヨーク"!!』
って、なんやそれ??
意味の解らんCMだったなー、マジで。
ニューヨークなんて、当時はイメージわかなかったんですが
なんとなくこの曲で、そうか、こんな感じの街なのか、と
アメリカの風景を想像する少年だったのでした。
自由の女神に雨が降る、なんとも陳腐な想像力でしたが(笑)
え?なに?
エミ子の長いつきあいが、あった?YouTubeに?
なんとなーーーーーー!!!
懐かしくて泣くぞ。わし。
今明らかになった驚愕の事実!番組ラスト。
このTBSバージョンだと『銀座~~~♪』って歌ってるんだけど
うちの田舎じゃ『札幌~~♪』だったのよね。
そっか。同じ内容でもHBCでは札幌バージョン流してたのね!!!!
でもこの動画だと1978年。既にあたしが聴いていた時代ではない
かなり後期のバージョンで冒頭のあいさつがちがうんだな~~
『北は北極から南は南極まで入るところは入る入らないところは入らない
HBCがお送りするエミ子の長いつきあい。聞こえてるダイヤルをそのままに、あ、そのままに、、、』
でした。
そうか~~札幌のためにHBCバージョンも録音して(多分冒頭のみ)
ネット局では編集して流していたのか!!!!!!
うーむ。ずっと札幌で録音している番組だと思っておりました。
うお~~~~~~~~~~
てか!シカゴどこいったんだよ
シカゴはよ!!!!(笑)
2017年3月13日月曜日
The Time ・ The Walk
2017年3月12日日曜日
2017年3月11日土曜日
2017年3月10日金曜日
Luke Morley ・ Go With The Flow
2017年3月9日木曜日
2017年3月8日水曜日
Iron Maiden ・ Speed Of Light
メイデン、何をアップしようかな~と思いまして
目下のところ最新アルバムのこれに決定。
敢えて古い曲ははずしますよ。
もちろん。
天邪鬼ですから(笑)
いやね、いろんなとこでいろんな方の意見を見るわけですよ
それこそアマゾンの一般レビューとかもね。
なんだろうな、この作品の時に限らず、だいたい
『あのころと比べれば』とか
『あのころは良かった』的な。
そりゃあね、パワースレイヴは1984年。今から33年前ですよ。
33年つーことはだ、オギャ-と生まれた赤ちゃんが33歳のおっさんになってるっつーことですよ。
メンバーの体力だってフレッシュさだって、今とは違うわけで(苦笑)
例えるならば、55歳の夫婦で、旦那が
20歳の頃の奥さんの写真見て
『あの頃、お前綺麗だったよな、しわも無かったし、乳もたれてなかったし、、、』
っていうようなもんですよ。
人間は歳をとる!そして年齢相応の魅力というものがあるわけですよ。
不変であるわけはないし、新たなる魅力が出て来る。
若い方にはまだそこがわからないのかな。多分。
小学生にビール飲ませるとね、ウワー、ナニコレ、ニガーイ、マズーイ!
になるわけで、オレンジジュースの方が美味しいのに
こんな苦いの美味しいなんて、おかしいんじゃないの?って言うでしょうし
それが当たり前なんだとおもいます。
現在のメイデンは、若さフレッシュさはないけれど
プログレッシブで長い楽曲にいろいろな新しい試みとか、
新しいサウンドメイキングとか、取り入れてるわけですよ。
今回貼ったこの曲は割と従来的なイメージですけどね。
さて、PV
うーんw
個人的には笑えました。
ファミコン世代には笑える感じw
そこからTVゲームの進化をパロディにしてて、好きよ。でも
演奏シーン入れろやーーーーーーーーーー!!!
(# ゚Д゚)
しゃーないのでライブ動画で同曲を(笑)
2017年3月7日火曜日
Ambrosia ・ Holdin' On To Yeaterday
2017年3月6日月曜日
Dragonforce ・ Cry Thunder
2017年3月5日日曜日
Spectrum ・ In The Space
2017年3月4日土曜日
England Dan & John Ford Coley ・Love Is The Answer
2017年3月3日金曜日
Todd Rundgren ・ Wailing Wall
世でよく言われている、「無人島レコード」。
「もしもあなたが無人島で一生を暮さなければならなくなったときに
持っていく1枚はどれですか?」というやつ。
私は正直その1枚はすぐには選べないし、置かれてる状況や季節によっても変わると思っております。
ちなみに今ジャストナウ。これを打っている時点で訊かれたら
おそらく私はAzymuthの『Telecommunication』と答えると思います。
なんでや、といわれてもそうなんだからしょうがない(笑)。
さて、それとは別に、
「今、あなたがこれから人生最期の時を迎えます。なにか1曲聴き終えたら天国へ行ってしまいます。生前、最後に聴きたい1曲は何ですか?」
という質問ならば、私は生涯ブレることなくこの曲を選ぶでしょう。
たまにふと、このことを思い出しますが、
10年前でも、20年前でも結果は一緒でした。
1971年、トッドラングレンのアルバム
「The Ballad Of Todd Rundgren」(一応念のために、これはベスト盤ではありません)
より、
『Wailing Wall』。
なぜこの曲を聴いて息を引き取りたいか?というと
やはりこの曲をメロディを感じてあの世に行きたい、
それほど好きな曲だからです。
ピアノの音質。録音の音質。声のトーン。
多重録音によるトッドのバックコーラスのハーモニーの美しさ
微妙なニュアンスで重ねられた心憎い音選び。
そして曲の間にかすかに漂うシンセ。
そのシンセが、最少にして最大の効果を生む。
ほんのわずかな音が出るだけ。
極めて小さく、さりげない単音。
そこに一切の無駄がないばかりか、そこになければいけない
絶対的な必要性。
目を閉じて聴くとそこに広がる、永遠を感じる音世界。
黄泉の国への道連れに、愛しきこの一曲。
私にとっては人生最期の1曲なのであります。
2017年3月2日木曜日
Quincy Jones ・ Setembro
嗚呼、
これほどまでに美しく感動的で官能的なトラックがあったであろうか、
というほどの美しい1曲をば。
元々はイヴァンリンスのナンバーですが、それをクインシーが取り上げた。
メンツが、もう、、、、
あたまおかしんじゃねえの???というくらいの
失禁ラインナップ。
リードヴォーカルが、サラ・ヴォーン。
コーラスがテイク6。
KBがハービー・ハンコック。
エレピソロがジョージ・デューク。
ギターソロがジョージ・ベンソン。
サックスソロがジェラルド・アルブライト。
シンセがイアン・アンダーウッドとスティーヴ・ポーカロとデヴィッド・ペイチ
ソロ回しのあとのアカペラパートに号泣しましょう。
うーうーうーうーうーーーーーーーーーーー
2017年3月1日水曜日
Water Melon ・ Moon Shaker
中西俊夫さんが亡くなられました。
ここ数年、様々なミュージシャンの方々が次々と急逝されてますし、
もうそういう時代なのかなあと思ってはいても、やはり切ないです。
中西さんに関しては、今年、1月7日にメロンのアルバムで
このブログにもアップさせていただいたばかりです。
その時のリンクはこちらから。
メロンのアルバムの時は詳しく触れませんでしたし、
土屋さんやらパーシーさんの名前は出したものの、中西さんのなの字も
チカさんのチの字も出さずに淡々と終わってますが、、、、、
失礼な話ですな。
まあ、主役なわけだし、ゲストに触れればよいかと思いまして。
あえてなーーーーーーーーんにも触れなかったんですが。言わずもがな、で。
中西さん、チカさん、ごめんなさい。
んで、今日は中西さん追悼で、WATER MELON。
客観的な意見とか、当時のインタビューとか読むと、中西さんご本人的には
あまり乗り気ではなかった的な感じで語られてはいるんだけれど、私は決してそうではない、
と、思っています。
これは音楽作ったりステージに立ったしているからこそ分かる感覚だと思うんですが
周囲が自分以上に評価すると
『え?そうなの?そんなことないと思うんだけど、、、、、』的な。
中西さんご本人がなんと思われようと、私は勝手にこのアルバム大好きだし、
そこは、他のファンの方や、誰よりもアンドリューも同意してくれると思います。
ご存じない方もいらっしゃると思いますが
シャーデー(あのSADEです)のアンドリューがとにかく中西さんの大ファンで、
世界一だー!くらいに大称賛してリスペクトして、ついにはこのアルバムで共演してしまったのですよ。
中西さんはどちらかというと、その勢いに押されて出した、的なことを仰られていたと思うんですが、
一聴するとそのクオリティはピカイチ。
ご本人は『こんなの聴いて喜ぶ人いるの?』と懐疑的だったらしいですけどね。
んなわけで今日の1曲目。
『Moon Shaker』。
中西さんの一連の活動は、それこそデビュー当時から(プラスティックスの)
日本よりも海外で評価されていたわけだし、
海外の方の方からのラブコールの方が多いのでは?と思うくらい。
しかも当の当人は飄々として他人事的な感じがずっとしてました。
私は個人的にはプラスティックスはピンと来なかった人なんですよね。
当時、10代だったからかもしれないけど。
日本よりも海外で人気が出ちゃいましたこのバンドーそれではどうぞー的に、
なんだっけな、夜のヒットスタジオだったかなんだったか、
ゲストで出たんですよね。番組違ったかもしれないけど、とにかくTVで見て。
『うーーーーん。なんかよくわかんない』
と。ほとんど興味がなかったんですよ。
よく憶えているのは、隣で父親がそれ見てて、
『くだらん』と一言言ったのだけは覚えています。
その後、YMOの時代が訪れて、スネークマンショーが大ブレイクして。
スネークマンショーの『戦争反対』の中で
メロンとして
『I Will Call You』と『Honey Dew』が収録されてて。
それでノックアウト。
その後アルファから出たデビューアルバムではその2曲も再録されてて
それがまたカッチョよかった。
『I Will Call You』
1月7日の投稿でも書きましたが、
たとえ引金がオスカーピーターソンでも、その前にメロンとの出会いがなければ
私の芸名がMeLONSWiNGになることはなかったでしょう。
中西さん、ありがとうございました。
安らかにお休みください。
本日のラストナンバー
『Jungle Flower』
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