2016年11月10日木曜日
April Wine ・ I Like To Rock
April Wineであります。1979年のアルバムから。
いやあ~~~~(溜息)
わたくし、田舎を出て東京に来て、もう30幾年にもなりますが、
人生においてApril Wineが好きだという人には一度も出逢ったことがありません。
わが国でも、とりあえず、国内盤が出てはいますし、
世界的にもそれなりに売れているバンドではありますが、
人気はもー、日本ではさっぱりです。
よく言うじゃないですか、日本で評価が低いバンド、という扱いで
AC/DCだとか、RUSHだとか、、、、
はああああ?ですよ。あんだけ評価されてんだからいいじゃないですか。
このバンドに比べりゃ、、、、(´・ω・`)
デビューは1972年ですからね、もうチョーベテランだし、
未だに現役です。
個人的には2009年にドラムのジェリーが脱退したのが、もう
哀しみの嵐でした。
個人的な話ですが、私がロックのドラマーでフェイバリットと言えば、
ジョン・フィッシュマン、クリス・スレイド、そして、このAPRIL WINEの
ジェリー・マーサーだったんですよね。
ドラマーはテクニックは勿論だけど、何より大切なのは
リズムから肉汁のように溢れだす説得力。
ビートとビートの間から旨味汁が空気の波動となってみぞおちにガッと
抉り込まれてくる感じ。肛門に太い音波を突っ込まれるような快感です。
ジェリーのドラムは、迫力と説得力が違う。
軽々とさわやかに叩く音一つ一つに
極真空手の正拳一発食らうような重い破壊力が快感として脳を直撃するんです。
こんなドラマーはそうそういないのに
(ノД`)・゜・。
閑話休題
んで、1979年のアルバムの冒頭を飾るのがこの曲なんですがね。
なんともお金のかかってないPVです(笑)
どうってことのない、フッツーのロック。
やはり日本で受けないのがとても判る。でも心地よい。
聴き進んでいくと最後の最後。ラストのアウトロに出て来る苦笑のリフ(笑)
タイトルがI LIKE TO ROCKだからと言っても、あまりにも判り易く
あまりにもストレートで直球で大胆な引用。
初めて聞いた時はあたしゃ、お口あんぐりでしたよ(笑)
しかもこのアルバムのラストを飾るのが、かの、キングクリムゾンの
『21世紀の精神異常者』のカヴァーという、、、
リスペクトも極めて素直で率直で直球。
ここまであっけらかんとしていると気持ちいい(笑)
今現在、クリムゾンなんてそうそう見れないし、生でこの曲聴くなんてないですが、
いまだにAPRIL WINEはしっかりと演奏してます。
ある意味、ご本家より大事に大切にセットリストに組み込んではないか。
そして、カヴァーというよりコピーなんですが、愛にあふれているから不快なイメージは個人的には無いです。
これから先も、まあ来日とか絶対にないと思いますが
末永くやっていっていただきたいと心より思っております。
目下、最新であるスタジオアルバム、『Roughly Speaking』も個人的愛聴盤。
味わい深い好盤です。
まずは、今回のポストタイトルの
『I LIKE TO ROCK』!
そして、もう一曲、 最近、、、とはいえ、ジェリーがいるから2009年以前ですね、
21世紀の精神異常者。
これも是非ご覧いただきたいです。
やはりあなたは素晴らしいよ!
ありがとうジェリー!
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