2016年11月2日水曜日
The Sensational Alex Harvey Band (without Alex) ・ Shake Your Way To Heaven
大人のロック。ああ、大人のロック。 子供には教えたくない。
The Sensational Alex Harvey Band名義でありながら、リーダーでヴォーカリストのアレックス不在で、バンド名に"without Alex"の表記が。
残り4人での作品でアルバムタイトルが「FOURPLAY」。 何せこのバンドに関しては我が国では知名度からか詳細な情報もなく、真偽の程は定かではないけれど、アレックスが病気療養のため残りのメンバーだけで制作されたという話もきいてます。
後にCD化もされたけれど、ありがちな話で、裏ジャケットは一切載らず、無愛想な曲名一覧だけがケース裏とブックレット裏に印刷されていた状態。ふざけんな。
元々のオリジナルLPでは、ジャケットをひっくり返すと、裏ジャケでは縄で全身を縛られ、口にさるぐつわをされた状態で困惑した表情で転がされているアレックスが居るというユニークなデザイン。このウィットが素晴らしかったのに、 何考えてんだか(゚皿゚#)。
さて、そんなわけで作られたこのアルバム、 これまでのSAHB(以下、略称にて失礼します)と比べて、シアトリカルやドラマティックな展開の曲は影を潜め、ミュージシャンによる趣味色全開のラフで味わい深い極上の大人ロックアルバムとなったのであります。
改めてメンツを記すと、ドラムとベースはテッド・マッケンナとクリス・グレン。後にマイケル・シェンカー・グループでリズム隊に迎えられる2人です。キーボードがテッドの従兄弟のヒュー・マッケンナ。ギターは後にナザレスに参加するザル・クレミンソン。
とにかく音楽的性感帯をツボ刺激されるような(あくまで私の個人的嗜好です)コクのある美味しいプレイが楽しめます。 とはいえ、このアルバムは個人的には大好きなんですが、先述した通り従来のSAHBとは趣きが違うため、全てのファンが納得した作品ではないようです。
明日は従来の作風によるアレックスが歌うSAHBを紹介したいと思います。 私がこのLPを買ったのは、まだ吉牛の向かいの二階だった頃の渋谷タワレコ。 再発CDは新宿のヴァージンメガストアで買ったのを記憶しています。 (*^ω^*)
最後に! この動画をアップした方に私は拍手を贈りたいです。
私が文中で憤ったポイント、この方も一緒だったのでしょう。 ラストまで曲が完走した最後の最後に、、、 こりゃ大拍手だ!!
(≧∇≦)
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