2016年12月7日水曜日

Madness ・ One Step Beyond


昨日が函館時代の話だったので、さらにズにのって函館での思い出を(笑)。

当時、高校生だった私は、ジャズピアノストであり、ジャズバー(のような店)を
開いていた叔父のバックアップもあり、何度もステージに引っ張り上げてもらえたり、
演奏会でビシビシ鍛えられておりました。

私は実は13歳の頃よりブラバンでテナーサックスを学んでおりまして、
当時のステージはピアノではなくサックス担当が多かったんですよ。
(なんてったって叔父がピアノ弾きますから)
で、叔父はもともと、東京から箱根へ引っ越し、小涌園にて,
生バンド演奏を生業にしてたことがあるんですが、その後、函館に戻ってきまして、
店出しまして、当時からの仲間やら知り合いやら集めて函館でも演奏活動してたんですが、
生意気な高校生の私のライブ(当時はライブなんて言い方はせず、リサイタルとかコンサートとか言ってました)の
バック演奏をしてくれてたりしたんですよ。ありがたいことです(涙)
今にして思えば超贅沢ですよね。プロのハコバンの方々にバックやらせてテメーのやりたい曲をやるなんざ(汗)

叔父も、なんだかんだであたしみたいな息子(のようなもん)とそうやってやってくれるのを
楽しんでくれていたんだと思います。

当時、叔父がわたしにやらせた楽曲たちはもう、もちろん。コテコテの
「そのあたりのひとたちのスタンダード」で(笑)
「ムーンライトセレナーデ」「闘牛士のマンボ」「わが心のジョージア」「いそしぎ」などなど、、、
んで、あたしに何がやりたいか聞くんですよ。
で、あたしがいうわけです。
NHKで当時放送されてた夕方の青春ドラマ「幕末未来人」のエンディングテーマ(笑)
それを聴きおこしでスコア書いて、やらせました(笑)。

そして!!!

やっと本題。これですよこれ。
マッドネスの「ワンステップビヨンド」(笑)

1979年のアルバムですが、当時の北海道の片田舎まではこんな曲は届いていないわけで
叔父にはなんじゃこりゃといわれました(そりゃそうよ)

この当時ね、漫画家の江口寿史氏の影響も大で、とにかくあたしは江口氏が
「すすめ!パイレーツ」に引っ張り出す音楽には飛びついてました。
このマッドネスしかり、ウルトラヴォックス、トーキングヘッズ、DEVO、、、、、
邦楽ならムーンライダーズや一風堂などなど。

とにかくやりたかったもんだから叔父にこれやんなきゃ!と猛プッシュしまして(笑)
当時のコンサートで演奏された曲の数々は、、、、
このワンステップビヨンドのほかにはムーンライダーズの「彼女について知っている二、三の事柄」や一風堂の「ADVENTURE」。もうハチャメチャですよね。
叔父もまあ、よく、わけわからん曲たちにつきあってくれたと思います。

そして王道のムーンライトセレナーデで締める、、という。
あたしの十代の頃の修行時代のお話でした。
おそまつ(笑)。

とうじ、このブババーSAXを聴いた大人の皆さんはなんじゃこりゃーだったろうな。
スカなんて見ぬ知らぬジャンルでしょうし(笑)。

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