2016年12月10日土曜日

Talking Heads ・ Born Under Punches



私事。本日はわたしの新しいユニットの1stライブなんですが、
そんな日の朝に何をやってるのでしょうか(笑)

私の長い長い(そんなに長くはないか)函館での少年時代、
もっとも衝撃でもっとも驚きで最も刺激的だった一枚。
なんだろうと考えたらこれでした。

ライナーノーツもね、今野雄二さんだったんですが、
当時のライナーの重さ、というか、その真剣さがビシビシ来ましたね。

だいたい、悩み多き年頃の私にとって
作曲とか、構成とか、アレンジとか、そういうものは当時お手本としていた
日本のポップスに従順に取り入れられていましたので、
自分の作っているポップスとは別に、外から入ってくる洋楽、とりわけニューウェイブと言うやつにはハッとさせられることだらけだったのですよ。
当時大好きだったスネークマンショーで、ネタの間に挟まれたまだ見ぬまだ知らぬ
沢山の海外アーティストの驚くべき音世界の数々。

邦楽はさだまさしだったり山本達彦だったり、山下達郎だったりハイファイセットだったり、
そういう、いわば「正統派」から学んだ「1メロ2メロサビ」という規則正しいポップスの在り方を
根底から覆す外人部隊。
その両方からの栄養を吸収し、結果としてこんな変なおじさんが出来上がったのでございます。

むかしは洋楽のバンドが動いてる姿なんかまず見れなかったし、
今はYOUTUBEでなんでも見れますが、この歳になって改めて当時のこの動画を見ると
色々な新たなる感動があります。
今更ですが、それこそ今更ですが、
「そうか!!!そういうことか!!!!」みたいな。

今、もしタイムマシンがあったら、あの頃に自分に見せてあげたいな(笑)。

さて、今日はライブ本番。頑張ろう。
これを見ていたら勇気が出てきたぞ(笑)

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